(1)問われる能力
記述領域では、「与えられた課題の指示に従い、自分自身の考えを、根拠を挙げて筋道立てて書く」ための能力が問われる。具体的には以下のようなことが問われる。
- 与えられた課題の内容を正確に理解し、その内容にのっとった主張・結論を提示することができるか
- 主張・結論を支えるための、適切かつ効果的な根拠や実例等を提示することができるか
- 主張・結論を導き出すに当たって、一つの視点からだけでなく、多角的な視点から考察をおこなうことができるか
- 主張・結論とそれを支える根拠や実例等を、適切かつ効果的に、また全体としてバランスのとれた構成をなすように配列することができるか
- 高等教育の場において、文章として論述をおこなう際にふさわしい構文・語彙・表現等を、適切かつ効果的に使用できるか
(2)出題される課題
- 提示された一つまたは複数の考え方について、自分の意見を論じる
- ある問題について現状を説明し、将来の予想や解決方法について論じる 等
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